お子さんに勉強させようと、どんなことをしていますか?

icon-check-square-o 子どもがほしい問題集や参考書を買い与えている
icon-check-square-o 学習塾に行かせているので大丈夫
icon-check-square-o 「勉強しなさい!」とよく言っている

ちょっと待ってください!

この3つに当てはまるものがあればちょっと心配ですね。
仮に3つ全てに当てはまるなら、
やがて来る進路決定の頃には大変なことになっているかもしれませんよ~(^^;)

今回は、長年中学校現場にいて、優秀な生徒や勉強が苦手な生徒など、たくさんの子供たちに接してきた経験から、中学生が勉強をやる気になるための親のちょっとした工夫についてまとめてみました。

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中学生の勉強やる気スイッチが押せない

やる気スイッチ~♪ 君のはどこに~ あるんだろう~♪
きっと耳にしたことのあるテレビCMのフレーズです。

「このスイッチさえ見つけることができれば!」
そう思っている方もきっといるんでしょうか。

でも、子どもにたくさんの問題集や参考書を買い与えても、それらの参考書の中に「やる気スイッチ」は残念ながらありません。

そして、お子さんを通わせている学習塾に林修氏のようなスゴい先生がいなければ「やる気スイッチ」を見つけるのも難しいかもしれません。

ましてや、「勉強しなさい!」と親がいつも言っているようなら、お子さんの「やる気スイッチ」を見つけるのは至難の業かも(^^;)

「じゃあ、いったいどうすれば見つけられるの?」

まぁまぁそう急がないで!

まず最初に、今お伝えした親の心得①を決意してください(^^)/

◆親の心得①

中学生の子どもを言葉でコントロールしようとしない


私もそうでしたが、やはり言葉でつい言いたくなります。

でも、言って勉強するようになれば、誰も苦労はしないですよね。
それで勉強するようになるなら塾の先生は仕事がなくなってしまうかもしれません。

「では、どうすればいいの?」
ということについて具体的に挙げていきますので、とりあえず「言葉でコントロールしない!」と決意してください(^^)/

中学生が勉強をやる気になる家というのがある?

多くの子どもたちは、学校に行くと「学習モード」になります。
家で勉強しない子も、学校なら「そこそこ」頑張れます(^^)/

ところが一転、自分の家に戻るとできなくなる子は多いんです。

なぜだと思いますか?

理由はいくつかあると思います。

icon-check-square-o 学校は教えてくれる先生がいる
icon-check-square-o まわりの生徒もみんな勉強している
icon-check-square-o 勉強しないと注意される

そんなことが考えられます。

他にも家にはテレビもあるし、マンガ本を読んだりゲームもできるかもしれません。
冷蔵庫を開ければ飲み物やおやつがあるかもしれないし、ベッドにはいつでもゴロンとできます。

これではなかなか勉強モードになりにくい、これは私たちも子どもの頃に経験していることですよね(^^;)

ところで、東京ガスが行った「子供の勉強実態と親の意識」という調査によれば

・中学受験期の6割以上、高校受験期の4割以上、大学受験期の2割以上がリビング・ダイニングで勉強している。
・勉強場所は学齢とともにリビング・ダイニングから子供部屋へと移るが、ダイニングテーブルやリビングの座卓で受験勉強をしている子供も少なくない。
(東京ガス 都市生活研究所 都市生活レポートより引用)

つまり、「勉強しなさい!」って、子どもを無理に部屋に追いやるのは必ずしも良い方法ではないようです。

最近の流れとしては「部屋に行って勉強しなさい!」は減ってきているようですが、じゃぁリビングならどんなリビングでもいいのかな? って疑問に思いますよね。

◆親の心得②

子どもが、いつでも「ここで勉強してもいい?」
って言ってこられるように家の中の整理整頓に努める

中学生の勉強をやる気にさせる言葉

「言葉でコントロールするなって言ったじゃない!」

なんて、突っ込まないでくださいね(^^)/

 

ひとつお聞きしたいのですが、お子さんは「ほめて伸びるタイプ」ですか?
それとも「厳しく叱って伸びるタイプ」ですか?

私、ミケ猫は究極の「ほめられて動くタイプ」です。

だから、このブログにもほめ言葉のコメントをたくさんいただくと、もうどんな高い木にも登って、皆さんのお役に立てるように頑張ります(^^)/

あなたのお子さんも私のようにほめられて頑張るタイプなら「勉強しなさい!」と今日で封印です。

そして実験してみてください。
次のような言葉を投げかけて、お子さんが一番頑張るのはどれかを確かめてみましょう。

✔ 今日の宿題は終わったの?
✔ 明日の準備は済んだ?
✔ この頃がんばっているね
✔ あなたならきっと大丈夫!
✔ 今日もお疲れさん! 中学生も大変ね
✔ あなたの頑張りを信じてるよ
✔ 必ずできるよ
✔ すごいね!

「う~ん、何だかピッタリこないなぁ」

そうですよね、
家に帰ったら、お母さんが急に「必ずできるよ」なんて言ったら
「??? お母さん何かあった?」って逆に心配されそうです(^^)/

大切なのはお子さんをよく観察して様子に応じた声掛けをすることです。

疲れて帰ってきた → 「今日もお疲れさん、中学生も大変ね」
※それだけ言って終わりにすればいいんです。
「オレってダメだね」と落ち込んでいる → 「あなたならきっと大丈夫だよ」
※これだけ言っておしまい!

そして、学習用具を広げたら → 「疲れているのにすごいね!」
※勉強を始める姿を見かけたら、もう速攻で言いましょう(^^)/

子どもが反応して言葉を返してきたら当然答えますが、そうでなければ、短いフレーズの言葉を投げかけたら後は放っておくのがコツです(^^)/

あとは言葉を換えながらこれをとにかく根気よく続けてみましょう。

◆親の心得③

子どもの様子に合わせて短いフレーズの言葉を投げかけ続ける


子どもは大人より勘が鋭いもの(たぶん(^^)/)
だから「お世辞」は禁句だぞ!

本人がそれほど頑張っていないと思っているのに「頑張っているね!」と言えば
「フン! わかっていなくせに!」と思うに決まっているからな!


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中学生に勉強させるとっておきの方法

それはズバリ「夢を持たせる!」です。

「確かにそうだわ、夢があれば頑張れる」と思うのはいいですが…

「○○ちゃん、そこに座って! あなたの夢は何?」
「えっ、ない? じゃぁまず夢を考えなきゃ」

こんな展開は最低です。

子どもが成長と共に頑張り続けて行く様子を表したモデルを作ってみました。

最初はごほうびでもいいと思います。
それがやがて言葉でほめることでも頑張れるようになったらスゴいです

そして、自分で興味や疑問をもって、自分で解決できた経験を積み重ねた子どもは強いです。
さらに、それで喜びや充実感をもつようになれたら最強です。

きっとそういう子どもは喜びや充実感を得るためには少しくらい大変なことでも取り組むことでしょうし、今の時間を一生懸命生きていることでしょう。

そうなれば大丈夫。
親がとやかく言わなくても自分の夢は自分で見つけると思います。

「いやいや、そうできないから困っているんでしょ!」
確かにそうですね。

それなら、まず上の図のように、流れを邪魔しないことを心がけましょう。

 〈例〉
  ・いつまでもごほうびを与え続ける(勉強を条件にスマホを買い与える)
  ・「なんで?」と疑問に思っている子に「○○だからでしょ!」と答えをすぐに与えてしまう。

これだけでは物足りない??

そうんな方は次の記事を読んでみてください。

「それならできるかも?」
きっとそう思っていただけます(^^)/


石川佳純が卓球を始めたきっかけに学ぶ 子どもを夢中にさせるヒント

◆親の心得④

子どもが頑張り続けていく流れを邪魔しない

子どもが勉強する家庭の親の特徴

尾木ママの出ているあるテレビ番組を見ていたら、思春期を迎えるお子さんをもつ親たちから次のお話が出ていました。

「今まで家族で揃えていたマグカップや箸などを、子どもが自分のお小遣いで全部買い換えてしまいショック」
「今までは並んで歩いていたのに5mくらい離れて歩く」
「ハグどころか、触られるのも嫌がられる」
「帰ってきてもすぐに部屋に入り、ドアをピッタリ閉める」
「一緒にご飯に行こうと誘ったら『今日くらいは一人にして!』と言われた」

思春期を迎える時期によく見られることですが、あなたならどうしますか?


「こんな時にバカな親ほど深追いするんだよな!」
「いずれ子どもが親離れした時に、生き甲斐だった子どもがいなくなって抜け殻のようになるのさ!」


そうだね(^^;)
だから、そうならないように考えないと!

まずは、子どもが親離れしようとする姿で喜んで…と。

きっと子どもが勉強する家庭の親は、まるでこれに合わせるかのように、親も子離れの準備を始めます。

「子育てで忙しくて中断していたパッチワーク作りを本格的にやって個展を開いて…」
「この機会にインテリアコーディネーターの勉強をして正社員を目指して…」

とりあえず取り組みたいことが見つからない時は…

「よ~し、断捨離するぞ! 家の中と自分の頭の中をスッキリさせる」

なんてのもいいかも?

そうしているうちにきっと何かが見つかりますよ(^^)/

◆親の心得⑤

子どもの親離れに合わせて子離れできるように備える

 

子どもが自分から進んで勉強するための親の技

学校勤務時代に文部科学省などの監査を受けたことが何度かあります。

校舎はもちろん机や椅子、テレビやパソコンなど学校で使われるものに国から多くの予算が付きます。
そのため、それらが正しく使用されたり管理されているかのチェックに来るわけですね。

その時に、私を指導してくれた先輩の言葉が忘れられません。

「監査で大切なのは消極的かつ迅速な対応だ!」
「消極的というのは、余計なことは言うな、するなということだ!」

つまり、監査に来た人が「台帳にある○○はどこにありますか?」と聞いてきたら、間髪を入れずに持ってくるか案内せよ」ということ。
そして、聞かれたこと以外の余計なことは言うな、ということなんです。

もっとも、これをするために、台帳に載っている全ての備品の所在を事前に調べて頭に入れておく必要があるんだけど(^^;)

これが、まさに中学生への対応にピッタリ!

やれ勉強しろとか、忘れ物はないかとか、進路はどうするの?と余計なことは言わないこと!

そのかわり、「ねぇお母さん、○○高校って私でも行けるかなぁ」と聞かれたら
「そうね、今の成績だと大丈夫だと思うけど、得意な英語の点数をもう少し伸ばせばバッチリでしょ!」

「古典が全然わかんないんだけど、どうしよう」と言われたら
「私もそうだったなぁ、あれって難しいよね。私はね、古典を捨てちゃって、それ以外の小説とか説明文を頑張ったかな、あと漢字を必死に覚えて乗りきったよ」


簡単なようだけど、それって難しいだろ!


そうね、文科省の監査と同じで、事前に周到に準備をしていろいろなことを知っている必要があるよね。

・今、子どもは何の勉強をしているのか
・うちの子どもの得意な教科は何か
・苦手教科のどこでつまずいているのか
・友だちは何人くらいいて、どんな付き合いをしているのか
・うちから行ける高校の入試レベルはどれ位なのか
・英語の効率的な勉強法ってどんなものがあるか

これらの情報をたくさん頭に入れておけば、子どもが何を聞いてきてもパッ!と答えられます(^^)/

 ※それでもわからないことにぶつかったら
「私もよくわからないけど、あなたはどう思うの?」と聞いたり
「私も少し調べてみるね」と言って実際に調べれば大丈夫(^^)/

その時の注意点が2つ!

・子どもに根掘り葉掘り聞いて情報を集めない!
・得た情報や知識をうれしくなって、聞かれないうちに自分から子どもに与えることをしない!
◆親の心得⑥

思春期の子どもに接する時に大切なことは消極的かつ迅速な対応だ!

中学生の勉強態度は急に変わらないですよ

親がちょっとくらい変わったって子どもは急には変わりません。

でも、今までやってこれたのですから、今まで通りお子さんに接し、育てていっても問題なく進んで行くと思います。

そう、きっとあなたそっくりに育ちます!

だから、完璧を目指したり、全部やろうと思わないことが大切だと思います。

ひとつでもいいので、できることに取り組んでみてはいかがでしょうか。
ただ、やり始めたら徹底してやり抜くことをお勧めします。


そうそう、あれをやってみたり、これをしたり、浮気が一番だめだな!

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