石川佳純さんってすごいですね。

ロンドン五輪、リオデジャネイロ五輪でシングルス及び団体で共に日本代表。
そして、伊藤美誠選手や平野美宇選手などの若手が伸びてきている中で、日本人の女子選手の中では世界ランキングトップになっています。(^^)/
(2019年6月付で、国際卓球連盟から発表された世界ランキング)

今日は卓球のお話?
いえいえそうではありません。

石川佳純さんが卓球を始めたきっかけのお話が、私たちごく普通の家庭での子育てにめっちゃ役立つんです(^^)/

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石川佳純さんの家は「卓球のおうち」と呼ばれているそうです。

何でも1階を柱のない40畳の卓球場にするため、強化鉄骨を使って補強した家で、近所の家より頑丈で目立つらしい(^^;)

しかも、ご両親は大学の卓球部の同期、さらにお母さんは大学卒業後、実業団の卓球チームで活躍してきた方です。

ここまで読まれたあなたは、きっとこう思われたのではないですか?

私もその一人で心の声を黒猫が代わりに言いますね(^^)/

ふん! 恵まれた練習場所を用意され、小さいころから英才教育をされたわけだな!

確かに、恵まれた環境で両親とも卓球の経験者のもとで彼女は頑張ったと思います。
でも、石川佳純さんが卓球を始めたきっかけは両親が英才教育をしようとしたのではなかったんです。

もうだいぶ前のこと、朝日新聞DIGITALに「天才の育て方」という記事が連載されていました。
その記事を読んで思いました。

これだ!
これって、子どもを夢中にさせる最高の方法じゃん!

そのルーツはお父さんの転勤にありました(^^;)

石川佳純選手活躍のきっかけは、育児に追われる生活から逃れようとした母親?

福岡で会社員生活を送りながら実業団の卓球チームで活躍していた佳純さんのお母さんは夫の転勤で山口市へ。
その時、お腹の中に佳純さんができました。

まったく知らない土地にやってきたお母さん、佳純さんが生まれると生活が一変したといいます。

佳純さんは寝かせれば泣くし、一人にすれば泣く、お母さんが見えなくなると泣く。

さらに、しばらくすると夜泣きが始まり、完全母乳で夜中に4、5回も起こされた…と。

なんと7時間続けて眠りたいというのがその時の一番の夢だったそうですから…。

そんな時に「卓球をもう一度やってみない?」と声を掛けたきた人がいます。
これほど育児に追われていた時にそう言われたら心動かされますよね(^^;)

夫の協力を得て時間をひねり出し、練習を始めると、子育ての苦労も孤独感も、球を追っている間は忘れられた。どんどん昔の感覚が戻っていった。そしてその練習場には、負けると悔しがり、さらに猛練習を繰り返す母親を、塗り絵をしながら見ている佳純さんがいた。
(天才の育て方asahi.com(朝日新聞社):卓球選手・石川佳純のお母さん 久美さん)

3歳9か月で卓球を始めた愛ちゃん、でも、石川佳純選手はそれより遅い6歳

引用記事の通り、母親は佳純さんに卓球を教えるどころか、塗り絵や縄跳びをさせて待たせていました。

これが佳純さんが2歳の頃のことです。

それから4年、彼女はひたすらお母さんの卓球の練習が終わるのを体育館で待っていたわけです。

ところが、6歳の時、塗り絵や縄跳びよりもお母さんのやっている卓球の方がおもしろく見えた。

そして彼女はお母さんに言いました。
「私にもやらせて」

さぁ、お母さん、どうしたと思います?

「卓球をやりたいんだ? いいよ、お母さんが教えてあげるね」

きっと子育てを頑張ろうとしている多くの親なら思いますよね。

ところが母親の久美さんは違いました。

そのころ、久美さんは育児と家事でてんてこ舞いの時期だった。佳純さんの妹:梨良さんは2歳で、乳離れするかしないか。久美さんは正直こう思った。

「困るなぁ、私の練習時間が減ってしまう。苦労してひねり出しているのに」
(天才の育て方asahi.com(朝日新聞社):卓球選手・石川佳純のお母さん 久美さん)

久美さんは本当に卓球が好きなんですね(^^)/

この頃、久美さんは週に3、4回、中学校の体育館で夜2時間ほど練習をしていたそうですが、しかたなく、その最後の10分ほどを佳純さんの練習に付き合ったようです(^^;)


娘の言葉に「困るなぁ」と言った?
練習に付き合う時間が、たった10分?
酷い母親だ、まったく!

それでも佳純さんに卓球を教え始めると、上手に球をラケットに当てるタイミングがリズミカルで、どんどん練習をせがむようになったそうです。

やがて、佳純さんのセンスを目の当たりにした卓球仲間から言われた言葉は

「お母さん、自分の練習なんか、やっている場合じゃないよ」

そして、それからわずか1年足らずの佳純さん7歳の誕生日を機に母親は鬼コーチになったということです。

母親が最初から佳純さんに卓球を教えていたら

それはわかりません。

でも、もしかしたら卓球を途中でやめていたかもしれません。

なぜなら、佳純さんは卓球だけをやっていたわけでなく、3歳の頃からなんとバレエ、水泳、ピアノ、そして学習塾にも通っていたそうです。

しかも、すべて佳純さんが自分で「やりたい」と言って始めたのだそうですが、卓球以外はすべて「やっぱりやめる」と言ってきたとのこと(^^;)

卓球の練習をしていた体育館では久美さんは母親ではなく卓球の選手だったのでしょうね。
きっと、佳純さんには目もくれずに一心不乱に練習に打ち込んでいた。

そしてそれが佳純さんの目にはこう映ったのではないでしょうか?
「ママがあんなに一生懸命やっている卓球ってヤツはどんなに楽しいんだろう!」と(^^)/

子どもに向き合うことはもちろん大切ですが、親である自分自身が一心不乱に真剣に取り組むものをもっていたら、そしてそれを子どもが見ていたら

これほど子どもの「やる気スイッチ」を入れる方法はないのではないか、そう思います。


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あなたが仕事を終えた後にやっていることは何ですか?

みなさん誰もが仕事には真剣に取り組んでいると思います。

でも、惜しいかな、それを我が子が目にすることができる家庭はとても少ないでしょう。
店舗兼自宅でやる自営業でもなければ無理ですから。

だとすれば、仕事を終えた後…

いやいや家事があるでしょ!
買い物をして、夕飯を作り、後片付けをして、洗濯をして…

久美さんもそうだったはずです。

2歳と6歳の娘を抱えて家事や育児でてんてこ舞いだった。
そんな彼女が週に3~4回、2時間の時間を作り出していたんです。

もちろん、夫の協力があってのことでしょうが、それ以上に熱意がなければできることではないでしょう。

だからこそ、佳純さんが
ママがあんなに真剣にやっている卓球をしてみたい」と思ったのではないでしょうか。

あなたは仕事を終え、家事が一段落したときに何をしていますか?

そんなのテレビを見たりしてくつろいでいるに決まっているだろ!

そうですよね、それが普通だと思います。

でも、もしちょっと普通じゃない母親がいて

家事が一段落した時に

・いつも決まって編み物をして家族にいろんなものを作っていたら
・絵を描いたり詩を書いたり作曲したりしていたら
・いつか出版されることを夢見て小説を書いていたら
・子育てが一段落する時のために資格取得のための勉強をしていたら
・英会話の勉強をひたすらしていたら

こんなママのいる家庭に育つ子、きっと言われなくても勉強する子になると思うのですが、
あなたはどう思いますか?

それとも、学校の学習や部活動で疲れている子どもに勉強を無理強いします?

子どもに対して

「宿題は終わったの?」
「ちゃんと勉強してる?」
「もっと頑張らないとダメでしょ」

そう言う親に限って、時間があればお菓子片手にテレビドラマに夢中になってるのかもしれません。

黒猫に子どもの声を代わりに言ってもらうと…

「私だって疲れているの! 勉強しろ、勉強しろとかうるさく言わないで!」
「いいよなオヤジは、仕事が終わればビール飲んで寝っ転がってプロ野球のテレビ…、なんでオレだけ夜も頑張らなきゃダメなんだよ!」

そう、子どもだって疲れているんです(^^;)

だから、そこんとこ、ちゃんとわかってあげましょう(^^)/

疲れていても子どもが夜に家庭学習をする意味が次の記事にあります。
何で勉強するの? 子どもの疑問に詳細のためと言ってはダメな理由

だから、「毎日毎日時間を生み出して何かをせよ」なんて口が裂けてもいいませんし、私自身もできません。

時には「あ~あ、疲れた! 今日は何もしないで寝るぞ~」という日があっていいと思います。
でも、時には親自身も時間を見つけて小説を書いたり、勉強したり、裁縫で何かを作っていく、そんな時間があったら何かが変わるかもしれません

いや、きっと子どもは変わると思います(^^)/

頑張りすぎて息苦しい家庭にしないために

石川佳純さんのお母さん久美さんは超負けず嫌い。
一方、父親の公久さんは「なんとかなるさ」という楽天的な性格なんだそうです。

佳純さんが小学3年生の時にできた「卓球のおうち」も父親のいい意味での楽天的なところから出来上がったようです。

6歳から卓球を始め、7歳から本格的に練習に取り組んだ佳純さんには、すぐさま「難題」が持ち上がった。練習場がない。久美さんは、当初は車で1時間ほどかけて山口県防府市のスポーツセンターに通っていたが、だんだんとその往復2時間がもったいなくなってきた。

そんな時期と、家の建て替えの時期が重なった。公久さんが言い出した。

「じゃ、自宅を卓球場にしちゃえば」

「夫はいつも、先のことをあまり考えない。行動してから、考える。大きく出ておいて、そのために努力するんです」
(天才の育て方asahi.com(朝日新聞社):卓球選手・石川佳純のお母さん 久美さん)

いやー、素晴らしいパートナーですね。
そんな素敵なパートナーがいればいいのですが、いない場合は自分一人で「息苦しい家庭にならないように」バランスをとっていきましょう。

子どもを夢中にさせるヒントは

icon-check-square-o 子どもに向き合うことは大切だけど、それだけでは子どもは夢中にならない
icon-check-square-o 親は子どもの最高のモデル、自分が夢中になれるものに取り組む
icon-check-square-o 子どもが求めてきたら本気でサポートする

以上、石川佳純さんのお母さんからいただいたヒントでした。

感想やご意見をいただければ、ミケ猫はより役立つように一生懸命記事を書いていきます(^^)/

それでは、また!

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